こんにちはみのむしチャンネルです。
2024年の年末にご飯を食べていると右下の奥歯に違和感が?!お米の粘りで歯の詰め物が浮いている感じがしたので「嫌だな~」と思っていたら、案の定12月16日に詰め物が取れてしましました。たまたま担当医のスケジュールが空いていたため翌日12月17日に状況を診ていただくことになりました。

*外れた詰め物(裏側はばっちいので写真は自主規制してます💦)
ちなみに詰め物の取れた奥歯の位置は下図の赤丸印部分です(左右は自分〈患者側〉から見ての左右です)

幼いころから何度か治療をしている歯で既に神経は無い状態です。直近いつ治療したのか正確には覚えていませんが、おそらく15年は経過していると思います。詰め物が取れただけれあれば(歯の根っこが良好な状態であれば)何とか安く治療ができるのでは無いかと淡い期待を抱きつつ診ていただきましたが、その期待は完全に裏切られました。
医学的には「破折」の状態でした。つまり歯の根っこ部分にクラックが入っているため新たに詰め物をしても、再び外れるのは時間の問題となります。残りの選択肢は、①入歯②ブリッジですが、入歯は手入れが面倒ですしブリッジは左右の歯を削る事になるので、インプラント手術することを決断しました(昨年に引き続き2年連続2回目)
同じ症状で悩んでいる方の参考になればと思い投稿させていただきます。
※「破折」についてのリンクは、「明石アップル歯科」公式HPをリンクさせていただきました。
なお、初インプラントを体験した際の記事も投稿していますで、興味のある方はご参考までご覧ください。ちなみに前回の患部は前歯でした。
インプラントによる治療完了までの流れ
STEP | 日付 | 項目 | 概要 | 必要時間 (受付・待ち時間 ・会計時間除く) | 費用 | 詳細 (※クリックすると ページ内移動します) |
1 | 12/17 | 治療相談 | 現状を診てもらい 治療法の方針を決定 細菌が入り込まないように患部に蓋を施す | 20分 | 0円 | 詳細を見る |
2 | 1/10 | インプラント手術 | 破折した歯を抜歯し、 チタン製の土台を埋め込む | 70分 (手術60分+術後説明10分) | 0円 | 詳細を見る |
3 | 1/17 | 抜糸 | インプラント手術の際に 2針縫ったのでその抜糸 | 15分 | 495,000円 | 詳細を見る |
4 | 3/11 (予定) | 経過確認ほか | チタンの定着状態確認 歯茎を広げるための処置 | ー | 0円 | 詳細を見る |
5 | 未定 | CTスキャンによる型取り | インプラントの状況確認と 歯型の型取り | ー | 0円 | 詳細を見る |
6 | 未定 | 仮歯埋込み | CTスキャンデータにより 製作した仮歯を装着 | ー | 0円 | 詳細を見る |
7 | 未定 | 本歯埋込み | 治療完了 | ー | 0円 | 詳細を見る |
*治療中なので進捗が有れば追記をして参ります。
治療相談
(1)状態の共有
口内(詰め物が取れた部分)の写真撮影とレントゲン撮影により、医師と現状を共有します。
レントゲン写真を確認すると、やはり【破折】であることが分かりました。
(2)治療方針の決定
治療には①部分入歯②ブリッジ③インプラントの3つの方法が考えられましたが、入歯は毎日洗浄したり使い勝手が悪いのは母親を見て知っていたので選択肢から除外し、ブリッジするためには左右の健康な歯を削る事になるので選択肢から除外しました(それでも良いという人もいるかも知れませんが。)
残るは【インプラント】一択です。昨年5月に前歯の差し歯が抜けた際も破折しており、一度インプラントの経験があったため前回ほどの戸惑いは無く決断することが出来ました。
私が間違った知識を持っていたのが「インプラント歯の根っこの替わりに上あごに金属を打ち込む」というものでした。この時医師から「打ち込む」のではなく、「抜歯した場所にチタン製の土台を入れ、上あごとの定着を待って(2~3か月)から本歯を入れる」という事でした。

なるほど💡 打ち込むんじゃなくて上あごと金属の定着を待つのか!それならそんなに怖い手術じゃないなぁ。
(3)見積金額の確認
インプラント治療費の総額の提示を受けます(書面による)
インプラント20万+セラミック20万+手術時の麻酔代4.5万円 合計495,000‐(税込み)です。
但し、これは下あごの骨が健康でインプラント手術が可能な場合の見積りで、最悪のケースはインプラントとは別に「骨造成術」という施術が必要となり、手術費用も治療期間長くなるという説明を受けました。この「骨造成術」が必要となるかどうかは患部の抜歯をしないと分からないという事で結果はインプラント手術後という事になります。ちなみにこの「骨造成術」を行うための見積もりは¥385,000-という事でした。もう、必要ないことを祈るしかありません💦
(4)手術日時の予約
上記金額を了解した後にインプラント手術の日時を予約します。
一度当該病院でインプラント手術を行っているため前回の様に「同意書」の提出は必要ありません。
インプラント手術
予約時刻の10分間に病院に到着すると、麻酔を担当される医師の方から簡単な問診を受けます。麻酔の量を調整するため身長・体重・アレルギーの有無などを確認されます。そしていよいよ手術を受けるため手術室に呼ばれました。椅子に座り点滴による麻酔(静脈内鎮静法)が始まるとゆっくり身体が痺れだしました。そして、次に意識が戻った時には既に手術は完了していました。手術中は寝ているのと同じ感覚で痛みは一切感じませんでした。時計を見たら40分足らずで手術は完了していました。
手術中の事は記憶が無いのでこれはあくまでも推測ですが、全身に麻酔が効いた後に患部にあたる歯茎部分に麻酔注射を行い、抜歯のために少しメスを入れチタン製土台(インプラント)を埋め込み、歯茎を縫合して止血のためガーゼを噛ませて終了だと思われます。
ですので目が覚めた時には止血のためのガーゼが口に咥えさせられていて手術は終了していました。麻酔(静脈内鎮静法)の後なのでさすがに身体がふらつきましたが、ゆっくり歩いて別室に移動し、術後服用する薬の説明を聞きます。麻酔が切れた時に痛みが出る場合もあるので鎮痛剤も5回分出してもらいました。また、今日から1週間以降後に抜糸するのでその予約を行います。そして、その際に手術費用の支払いが発生するのでクレジットカード等の準備しておくように言われます。
例の抜歯してみないと分からない「骨造成術」は必要なしという事で、出費は¥495,000-で済むことが確定しました(助かりました💦)

※薬の目的は「患部の消毒」「患部の化膿止め」「鎮痛」です。


今回は就寝前に痛み止めを飲んで寝たため夜中に起きることなく、朝までぐっすり休むことが出来ました。
抜糸
抜糸前にレントゲン撮影を行います。医師と一緒にインプラントが真っすぐ入っていることを確認します。この日は、レントゲン撮影と抜糸のみですので10分弱で治療完了です。また、3か月後(インプラントが下顎に定着する期間)の予約をします。
この日は支払いが必要ですのでクレジットカードを使用して支払いを行い「領収書」を受理します。年間10万円以上の医療の出費があれば、確定申告時に医療費控除が受けられるので大切に保管しておきましょう。
経過確認ほか
CTスキャンによる型取り
仮歯埋込み
本歯埋込み

最後までお読みいただきありがとうございました。では、また。
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