【エネルギー管理士熱】燃焼計算で合格点取るための手の内全部晒します!

資格試験

こんにちはみのむしチャンネルです。

エネルギー管理士熱の課目3「燃料と燃焼」の中でも採点の5割を占めるのが【燃焼計算】です。この【燃焼計算】を解くコツを極力やさしく解説し、合格点を取れるに受験者をサポートするブログです。極力かみ砕いて解説していきますので、皆さんの学習の一助になれば嬉しいです。

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基本的な知識

燃焼計算で出題される問題を解くためにはどうしても必要な知識です。

燃焼の3要素

燃焼の3要素はご存じですよね? 3つとは、①可燃物 ②酸素供給源 ③点火源を言います。
燃焼計算では③の点火源に関しては一切出題されません。
可燃物としてはメタン(CH4)、エタン(C2H6)、プロパン(C3H8)、ブタン(C4H10)、重油(C+H)、セルロース(C6H10O5)などが出題されます。出題文の中に分子構成は必ず提示されるので、分子構成を暗記する必要はありません。
また、酸素供給源と書いていますが空気のことです。実際の現場では空気以外の酸素供給源もありますが、燃焼計算では出題されません。空気中の酸素の体積割合は21%、窒素が79%は暗記しておきましょう。
但し、出題文中に割合が記載されている場合は指示に従う必要があります。

原子量

原子量は暗記が必要です。水素(H)1㎏、炭素(C)12kg、窒素(N)14kg、酸素(O)16Kg
中学の化学では(g)単位で暗記したかと思いますが、燃焼計算では(kg)単位でしか出題されません。
当然モル数も(kmol)となります。

燃焼反応式

燃焼反応式を書けるようにならないと問題が解けません。前に投稿したブログに解き方を解説しています。リンクを貼っておきます。

チェックポイント

燃焼計算のコツ

問題文をよく読む

当たり前の事ですが問題文をしっかり読むように意識しましょう。
何が問われているのか?どの様な基準単位に対して問われているのか?等 質問を早合点しないことが大切です。
例)「燃料1(㎏)を燃焼した時の二酸化炭素量(㎥・n)は?」と「燃料1(㎥・n)を燃焼した時の二酸化炭素量(㎥・n)は?」などを混同しない様にしましょう!

絵に描いてみる

絵を描いてみると、シンプルに質問の意図がわかりやすいのでおススメです。本投稿の後半に【みのむしノート】を貼っておきますのでご覧ください。

計算の途中の過程を残す

例えば以下の様に解いていくと手戻りが少なくなります。
燃料1(kg)を燃焼に必要な酸素量V02 ←似た様な計算が続くのでV02だけではなく何を求めたのか言葉で書いていく
・22.4÷12=1.866 → 1.87 回答は小数点以下第二位までを問われますが、繰り返し計算する事が多いので数字を丸める前の1.866は計算の過程として残します。再計算する必要がなくなるので過程を残すクセをつけましょう。

こちらも後半の【みのむしノート】をご参照ください。

序盤でつまずかない、最後まで諦めない

序盤で問題の意図を間違って解釈すると、それに紐づいた問題が連続するので得点が稼ぎづらくなります。序盤は特に慎重に問題文を読むようにしましょう。(燃焼反応式などを間違えると最悪です。)
また、電験3種の問題などと違って途中の計算が間違っていても解答できる問題が後半に眠っていることもあるのがエネルギー管理士試験の特徴です。途中で解き方を見失っても諦めずに最後まで問題文を読んで、解答できる問題はないか粘りましょう。

みのむしノート

前半で紹介した【コツ】をノートにしました。

平成24年度

平成25年度

平成26年度

平成27年度

平成28年度

平成29年度

平成30年度

令和元年度

令和2年度

令和3年度

ちなみに筆者はこの過去問題集を使っています。

みのむし
みのむし

最後までお読みいただきありがとうございました。では、また。

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