こんにちはみのむしチャンネルです。
若かりし頃に地方転勤となりましたが、その後首都圏に戻る際に自宅が手狭となったためやむを得ず手元にあったレコードを実家で預かってもらっていたのですが、この度実家から自宅に引き上げて来ました。その中からこれは!と言う1枚をご紹介させていただきます。
その1枚とは、ご存じジョン・レノンの【ダブル・ファンタジー】です。
と、その前にビートルズファンとしては2023年11月に発売されたビートルズ最後(おそらく)の楽曲「NOW AND THEN」に触れておきたいと思います。この楽曲は亡くなったジョン・レノンが残したデモテープを妻であるオノ・ヨーコがポール・マッカートニーに完成を託したものです。YouTubeに動画が上がっていますが、音の再現もさることながら既に他界してしまったジョンとジョージの映像も上手く合成して泣ける動画となっています。
ダブル・ファンタジー(YouTubeより)
1975年に息子ショーンが生まれたことをきっかけに育休(?)に入ったジョンでしたが、ショーンがものごころついた頃に「パパはビートルズだったの?」という問いを受け再び音楽活動を再開することになりました。それが1980年に発売された「ダブル・ファンタジー」です。
当時大したお金も持っていなかった筆者でしたが、久しぶりのジョンのアルバムという事で躊躇なく購入を決めました。レコードに針を落とした瞬間、興奮しました。落ち着いたジョンの甘い歌声が心を揺さぶり、またこの歌声を聴き続けられるんだと思ったら嬉しくてしょうがなかったです。ただ、1曲毎にヨーコの歌が入っているので曲を送る(当時はアナログなので今みたいに簡単に曲を飛ばせません)のがめんどくさかったですが(笑)
そしてご存じのようにアルバムが発売された年の12月8日に狂信的なファン(と言われていますが、陰謀論もあるようです)によって銃殺されてしまうのです。まさに天国から地獄です。これからという時に、ジョンがこの世からいなくなってしまったというのが信じられませんでした。実はこの年の9月にはこれまた大好きなロックバンドであるレッド・ツェッペリンのドラマー ジョン・ボーナムも亡くなっていたこともあり、大げさですが死生観が変わる様なショックな年となったのです。
だからこのアルバムを聴くと当時の事を思い出しますし、筆者にとっては一番大切なアルバムとなっています。
まとめ
・奇人、変人、天才、思想家・・と色々な言い方をされるジョン・レノンですが音楽界に与えた功績と影響は計り知れません。
・ビートルズ時代の楽曲も素晴らしいですが、ソロになってからのアルバムでお勧めするのはこの【ダブル・ファンタジー】です。当然異論のある方もいらっしゃると思いますが、遺作だと思うとどうしても贔屓してしまいます。
最後までお読みいただきありがとうございました。では、また。
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