こんにちはみのむしチャンネルです。
日本でも指折りの観光地北海道小樽市に行って来ました。主な目的は小樽市内にある5つの美術館巡りです。チケット購入から見どころ・感想などをレポートしてみたいと思います。ちなみに今回小樽市に向かったのは2025年11月下旬です。
小樽美術村の概要
小樽市にある5つの美術館(重要文化財含む)は、ニトリグループが開設した小樽アートの発信拠点です。
◆小樽芸術村とは、
小樽芸術村は、その時代に建造された木骨石造倉庫や銀行建築などを改修し、国内外の美術品や工芸品などを収集、展示するミュージアムとして活用しています。※小樽芸術村公式HPより引用
・浮世絵美術館(浅草橋小樽運河倉庫ビル)
・西洋美術館(旧浪華倉庫)
・ステンドグラス美術館(旧荒田商会)
・似鳥美術館(旧北海道拓殖銀行小樽支店)
・旧三井銀行小樽支店(重要文化財)
5つの美術館は近距離(半径500m以内)に設置されているので短時間で鑑賞することが出来ます。

共通券の購入方法
5館共通券は先ほど紹介した小樽芸術村公式HPのサイトから購入可能です→公式オンラインチケット
5館の入場券を個々に購入すると合計5,500円かかるところ、5館共通券は3,000円で購入可能です。※価格は2025年11月現在
決済が完了すると登録したメールアドレスにQRコードが送られてきます。日にちの指定は有りませんので、値上がり等が無ければかなり融通良く使えるチケットです。

当日5美術館共通券(QRコード)を提示すると下の入場券と交換してくれます。各美術館で入場する際には裏面にスタンプが押されて入館することが出来ます。


各館ギャラリー&見どころ
浮世絵美術館(浅草橋小樽運河倉庫ビル)
一部の作品は撮影が可能です(ガラス額に入っているので光の反射で上手く撮影できませんが、、)






入場時に「富嶽三十六景 神奈川沖波浦」のスタンプカードを渡されます。会場にスタンプ台が5つあり順に押すことにより、絵が完成します。浮世絵の「刷り」の疑似体験が出来ます。

◆浮世絵美術館の見どころ
・誰もが一度は目にしたことがある有名どころの浮世絵を観ることが出来ます
・2階には大正、昭和期に活躍した川瀬巴水、吉田博の作品も展示されています
・浮世絵の製作工程(下絵→掘り→刷り)ビデオが上映されていて遂最後まで鑑賞してしまいました(約25分)
職人さんたちの技に思わずうなってしまいます
西洋美術館(旧浪華倉庫)

◆西洋美術館の見どころ
・ガレ工房制作のガラス工芸品が大量に鑑賞できます
・ミュシャの絵画も展示されています
・西洋を代表する家具などの工芸品や絵画がその時代ごとに展示をされていて、その時代を追体験することが出来ます
ステンドグラス美術館(旧荒田商会)





◆ステンドグラス美術館の見どころ
・全方位ステンドグラスに囲まれた不思議な空間です
・ステンドグラスの作成手順の展示が興味深かったです
似鳥美術館(旧北海道拓殖銀行小樽支店)
ここは撮影禁止なのでお土産に購入したポストカードをご紹介します(もちろん美術館に行けば本物が鑑賞できます)

左:アルフォンス・ミュシャ〈セント・ルイス万国博覧会〉
右:藤田嗣治〈カフェにて〉
◆似鳥美術館の見どころ
・ニトリが収集した日本画、西洋画、ガラス細工、彫刻などの美術品が大量に鑑賞できます
・日本画の主な作者→伊藤若冲、円山応挙、横山大観、鏑木清方、片岡珠子、東山魁夷、岡本太郎、藤田嗣治、佐伯祐三 など書き切れませんがとにかく良い絵が揃っています
・西洋画の主な作者→キスリング、ユトリロ、シャガール、ルオー などこれまた豪華なメンバーです
・彫刻品→高村光雲とその弟子
・5つの美術館では一番のオススメです。この美術館だけなら1,200円(2025年11月現在)で入館できます。是非一度観覧ください。
旧三井銀行小樽支店(重要文化財)




◆三井銀行小樽支店の見どころ
・建物そのものが見どころ。時代の息吹を感じます
・金庫の重厚な扉や壁。(直撃した訳ではないでしょうが)長崎の原爆にも耐えて中身は無事だった模様
・時間の関係で見れませんでしたが、室内でプロジェクションマッピングのイベントもやっています ※事前に公式HPをご確認ください
その他小樽市内ギャラリー






まとめ
・中国が自国民に「日本への渡航禁止」命令を出した直後だったので、指折りの観光地でありながら比較的空いていて観光し易かったです
・美術品もさることながら当時の息吹を感じる建物がとても素敵です。撮影ポイントもたくさんあります
・私は昼で小樽を離れてしましましたが、夜はまた違う表情を見せてくれるのでこれまた楽しみです❤

最後までお読みいただきありがとうございました。では、また。


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