みのむしチャンネルです。
2022年7月31日に実施されたエネルギー管理士試験ですが、先日オフィシャルサイトである省エネルギーセンターより試験解答が公開されました。
皆さん結果はいかがだったでしょうか?
筆者は、昨年初挑戦しましたが科目3「燃料と燃焼」を落としたため今年再挑戦しました。自己採点は81%で記入ミスが無ければ合格です。これでビルメン三種の神器コンプリートです。
本投稿では課目3「燃料と燃焼」の問10「燃焼計算」のみのむしノートを公開します。
問10 燃焼計算 問題
省エネルギーセンターの試験問題及び解答はこちら→→→
筆者が会場から持ち帰った問題はこちら→→→
見てください、この問題用紙を!この見開きが問10の全てですが、余白が少ないと思いませんか??仕方ないので問題文の行間使って計算したりしました(汗)
解答例
みのむしノートを公開します。計算の過程を極力省略せずに残しています。
「J」と「i」の問題は不正解でした。「J」の問題は時間不足で解けずにカンで回答した結果不正解でした。「i」の設問は「J」を正しく選ばないと正解に導けないので、ここで2問落とす事になりました。
今年の問題のキモは「A:微粉炭1kg時の必要酸素量」だと思います。このパターンの問題は過去10年で出題されていません。燃焼に必要な酸素量から微粉炭自身がもっている酸素量を差し引かないと不正解となってしまします。
問題文の中にヒントがあったと思います。問題文は「…微粉炭の組成は、質量比で炭素72%、水素5%、酸素8%、灰分15%とし、灰分は燃焼反応に関与せず、体積、比熱共にゼロとみなせるものとする。…」でした。炭素と水素が燃焼に関係するのはわかるかと思いますが、酸素はどうなんだろう?と思いましたが、【灰分燃焼反応に関与せず】とわざわざ書いているという事は【同じく微粉炭を構成する8%の酸素は燃焼反応に関与する】と出題の意図を理解することが出来るかと思います。
この設問自体の配点は低いものの「A」を答え間違えると以降の3問の数値が間違った数値になるので全部で4問落とす事になります。
まとめ
受験した感想を以下にまとめます。
・燃焼計算させる問題なのに紙面に余白が少なすぎる!高い受験料(17,000円)取ってるんだからこんなところケチらないで欲しい(怒)
・今回の問題は「微粉炭を構成する酸素の扱い」がキモだったと思いますが、問題文の中にも正解を導くヒントがありました。【落ち着いて問題文をよく読む】ことが大切だと知りました
・科目3は試験時間80分ですが、見直し等の時間を考えると非常に短いです。過去問を反復して解き、頻出される設問については時間を掛けずに解けるようにしたいものです
科目3「燃料と燃焼」関連記事はこちら→→→
最後までお読みいただきありがとうございました。では、また。
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