こんにちは、みのむしチャンネルにようこそ。
20年以上肩こりに悩んでいましたが、良い本に出会いましたので紹介させていただきます。
『肩こりは10秒で治る』
著者:佐藤青児
出版:祥伝社黄金文庫
金額:680円+税
ページ数:134ページ(頑張れば1日で読み切れるボリュームです)
私の肩こり
まずは聞いてやってください。私の肩こりHISTORYを!
20年前の寒い朝にギックリ腰になりました。これが全ての始まりでした。以降、痛む腰をかばっていた背中・肩・首までもが痛みだしました・・
最近はスマホの持ち過ぎによるものなのか、「スマホっ首」ならぬ「スマホっ肩」に悩まされています(笑)
その痛みに対抗すべく私の取っている対策は以下の通りです。
・整形外科病院でのマッサージ 10年通院
・ストレッチ 腰・肩中心にゆっくり伸ばすストレッチ
・長時間の入浴で腰・肩を温める 朝晩2回 (きき湯「腰痛・肩こり」用を投入)
・千年灸 週2回程度
しかし良くて現状維持。良化する事はありません(涙)
ここに来て整形外科病院で受けていたマッサージが病院都合で受けられなくなり、マッサージ専門店に通おうかと悩んでいた時に出会ったのが本投稿で紹介する本です。本書によるとマッサージやストレッチは一時的に気持ちよかったり楽になったりするが、時間が経過すれば元に戻るのでお勧めしないとの事。
そんな良い対策あるのかなぁ?
早くこの肩こりを何とかしたいよ!
本書紹介
まず、著者の佐藤青児さんの職業は歯科医です。
何故に歯科医が肩こり解消なのか??
本書を読むと“顎関節症の治療を行っているうちに身体の構造とコリの解消方法を発見した”という事が記載されています。本当にごく簡単に本書に書かれている事をまとめます。
【体のしくみと「こり」の原因】
・人間は一本の筒(空洞)であり、筒がつぶれると姿勢を保つために肩などに無駄な力が入り続け、筋肉が硬くなる
・赤ちゃんのふにゃふにゃな筋肉が理想的で、本来人間は理想的な筋肉を持っていた
・全ての筋肉は耳に繋がっていて、手足は耳から生えている
「人の体が筒」とか「筋肉が耳に繋がっている」とか、理論はどうもピンと来ません。
【筋肉の「こり」の対処】
・脳が反応するための限りなく弱い力があれば良く、揉んだり・押したり・引っ張ったりは逆効果になる
【具体的な運動紹介】
①平らな場所に仰向けに寝る→②右手を頭の上に延ばす(手のひらは内側に向ける)→③左手で右のほほに触れる(力は入れない)→④そのまま鼻から息を吸い込み口から吐き出す(3回繰り返す)→⑤左手を右の首筋に触れ、④と同様に深呼吸する→⑥右手の肘を直角に曲げ、左手を右の胸に触れ④と同様に深呼吸する→⑦右手を頭の上に延ばし、左手を右の脇腹に触れ④と同様に深呼吸する
理論は良く理解できませんでしたが、「片手バンザイ筋ゆる」を行うと筋肉が緩んで楽になるのが実感できます。1セット実施しても90秒ぐらいです。
活字で説明したんので運動方法が正しく伝わりにくいと思います。是非書籍を手に取ってご確認ください。また、「片手バンザイ筋ゆる」以外の運動もたくさん紹介されていますし、動画サイトのQR コードを掲載してくれているので正しい運動が出来ると思います。
【効果を上げるためのメソッド】
・「痛みの場所を探さない事」も重要。「こり」の場所だけではなく全体を緩めるイメージで運動する
本書を購入して1週間ですが、「片手バンザイ筋ゆる」と「耳たぶ回し」のみ実行しています。朝起きて1回、朝風呂出てから1回、会社の昼休み時間に1回、夜風呂上りに1回、就寝前に1回と一日計5回実施しています。着実に筋肉が緩み始めているのが実感できています。「正しい姿勢」についても本書に説明があるので、今週から実行に移していきたいと思っています。
まとめ
・歯医者さんが発見した筋肉を効率よく緩めるメソッドがあった。
・理論は良くわからないが、やってみると直ぐに効果は実感できた。
・プロの世界では「弱い力で筋肉を緩める技術」というのが常識になりつつある。
こんな楽な方法あるならもっと早く知りたかったよ。
最後までお読みいただきありがとうございました。
では、また。
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