こんにちは、みのむしチャンネルにようこそ。
現在パナソニック汐留美術館で開催されている「サーリネンとフィンランドの美しい建築展」のレポートをお届けします。
さすが家電メーカーの運営する美術館です。照明やプロジェクターが演出が効果的です。
アクセス
JR線「新橋駅」、都営浅草線「新橋駅」、都営大江戸線「汐留駅」、ゆりかもめ「新橋駅」の各駅から向かうのが近いです。公共交通機関が充実していて助かりますね。
パナソニック汐留美術館
パナソニック東京汐留ビル内の4階にある美術館です。
◆サーリネンとフィンランドの美しい建築展
【会期】
2021年7月3日~9月20日
休館日:水曜日、8月10日~8月13日
【入館料】
一般800円、65歳以上700円、大学生600円、中・高校生400円、小学生以下無料
【開館時間】
午前10時より午後6時
今回伺った時は事前予約が必要でした。コロナウィルス感染拡大防止のため開館時間の変更や入場規制もあるようです。事前にHPをご確認ください。
サーリネンって誰?
美しい森と湖で知られる北欧の国フィンランド。日本でもファンの多いフィンランドのモダニズムの原点を築いたのがエリエル・サーリネン(1873-1950)です。サーリネンはヘルシンキ工科大学在学中に出会ったゲセリウスとリンドグレンと共同で設計事務所を設立し、1990年パリ万国博覧会フィンランド館の建築が好評を博して、みごとなデビューを果たします。初期の作風は、ナショナル・ロマンティシズムと称される、アール・ヌーヴォーの影響をうかがわせながらも民族の独自の文化的ルーツを表現した建築で、当時、独立を求めていたフィンランドの人々を鼓舞させるものでした。(以下略)
<引用元:サーリネンとフィンランドの美しい建築展パンフレットより>
サーリネンは以下の言葉を残しています。
「デザインとは、ひとまわり大きな枠組みから考えるもの。椅子は部屋から、部屋は家から、家は周辺の環境から、その環境は都市計画から考えるものです。」
ヨーロッパの国々の街並みが美しいのは、この様な考え方が底辺にあるからなのでしょうか?
特典
パナソニック汐留美術館は、ジョルジュ・ルオーの絵画を多数所有している美術館です。
生誕150年を記念してミュージアム・グッズをプレゼントしてくれました。
左:ポストカード(ピエロ) 右:メモ帳(「ルオーと日本」より)
◆記念グッズの入手条件
【期間】2021年7月5日~7月9日、7月12日~16日
【対象】毎日先着150名様(予約サイトで日時指定予約をした上で「サーリネンとフィンランドの美しい建築展」に来館いただいたお客様)
また、「ルオー・ギャラリー」にフォトスポットが設置されていました。
【フォトスポット設置期間】2021年7月3日~9月20日
お土産貰えて、撮影までさせてもらって。ああ~っ、ありがたやありがたや。
感想
・平日で事前予約していたため全く混雑しておらず、入場も鑑賞もスムーズでした。
・ワイングラスやまくらカバー、机や椅子、そして部屋のデザイン。もちろん建物全体の間取りやデザイン全てを手掛けていました。全く恐ろしい才能です。
・展示物にもう少しボリューム感が欲しかったです。残念ながら見ごたえが余りありませんでした。
お土産
ポストカードを4枚だけ購入しました。¥165/枚×4枚=¥660
左上から時計回りに
・『バラのタペストリーのスケッチ』1904年
・『ヴィットゥールブ荘 扉』
・『ポホヨラ保険会社ビルディング アレクサンテリン通り側の正面入口』
・『ポホヨラ保険会社ビルディング 中央らせん階段』
今日は『サーリネンとフィンランドの美しい建築展』についてレポートさせていただきました。
やっぱり美術館はいいですね。本物の輝きを感じ、心が落ち着きます。
最後までお読みいただきありがとうございました。
では、また。
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