こんにちは、みのむしチャンネルへようこそ!
今年度の試験合格を目指している“エネルギー管理士(熱)”に関する投稿をさせていただきます。
実は“ビル管理士(建築物環境衛生管理技術者)”も今年度受験を計画しています。
2つとも難易度が高めの資格なので周囲からは【無謀】だと言われています。共倒れに終わったらどうぞ笑ってやってください。
本投稿はエネルギー管理士(熱)に絞った話をさせていただきます。
受験のきっかけ
2年前に職場異動があり、施設管理業務を担当する事になりました。原動設備(建物に附帯する主な電気設備、衛生給排水設備、空調設備などを指す)管理だけなのかと思っていたら省エネ活動も業務の一部になっていました(怒)
また、最近流行り言葉の様に『カーボンニュートラル』とか『脱炭素』って耳にしますよね?
全世界の潮流として環境問題(特に地球温暖化防止)が重視されつつある今、エネルギー管理士という資格に挑戦する意味は大きいのではないかと思い立ちました。
否が応でも、あらゆる企業にエネルギー管理(省エネ)のスキルが必要とされてきます。今まで以上に重宝される資格になるのではないかと思っています。
エネルギー管理士とは?
エネルギー管理については経済産業省が管轄を行っています。
エネルギーの有効使用をするためにある一定以上のエネルギーを使用する企業・工場に“特定事業者”や“管理指定工場”という指定を行います。
指定を受けた企業・工場は、エネルギー使用に関する組織を作り、実効性のある省エネ計画を立案し実施していくことが義務付けされます。1年に1度の報告義務もあります。
エネルギー管理士は実動部隊の中心メンバーとして企業・工場の省エネ活動を行っていくことになります。
概要を掴んで欲しいため詳細は端折っています。省エネルギーセンターのURLを下に貼っておきますので必要に応じてご確認ください。
試験を主催している一般財団法人 省エネルギーセンターのホームページです。
詳細は、こちらからご確認ください→
試験概要(2021年度)
【2021年度試験について】
申込み:5月17日~6月11日
試験料:¥17,000‐(なぜにこんなに高いの??)
昨年度はコロナの影響で試験日が8月末でした。今年は例年通り8月1週目に戻っています。もう試験まで4か月を切っていました(焦)
科目Ⅱ:熱と流体の基礎
科目Ⅲ:燃料と燃焼
科目Ⅳ:熱利用設備及びその管理 ※一部の問題は選択制
2年前に“冷凍機械責任者”の資格を取得した関係から、科目Ⅳは『熱交換器・熱回収装置』と『冷凍・空気調和設備』を選択しようと考えています。
ボイラー技士の勉強をした事のある人は更に理解が早いと思います。
・科目合格制度あり
(科目合格するとその科目は翌年・翌翌年の2年間は試験免除される)
実施年度 | 受験者数 | 合格者数 | 合格率 |
(名) | (名) | (%) | |
2011年度 | 11,897 | 2,358 | 19.8% |
2012年度 | 12,049 | 2,089 | 17.3% |
2013年度 | 11,102 | 3,094 | 27.9% |
2014年度 | 10,613 | 2,280 | 21.5% |
2015年度 | 10,537 | 2,454 | 23.3% |
2016年度 | 10,468 | 2,108 | 20.1% |
2017年度 | 10,558 | 3,002 | 28.4% |
2018年度 | 9,912 | 2,770 | 27.9% |
2019年度 | 9,830 | 3,207 | 32.6% |
2020年度 | 7,707 | 2,828 | 36.7% |
平均 | 9,946 | 2,664 | 26.8% |
<引用元:一般社団法人 全国エネルギー管理士連盟(エネ管連)より>
そもそも年間1万人しかチャレンジャーがいないのに平均合格率26.8%は十分狭き門と言えるのではないでしょうか?
使用教材
何は無くとも過去問題集!
10年分の過去問題を掲載し、解説もそこそこ丁寧なオーム社の過去問題集を選びました。
解説は好みがわかれると思います。私は専門書を多く在庫している書店に行ってパラパラと立ち読みしてから好みで決めました。
過去問題集での学習の重要性はこちらの過去投稿をご覧ください。
まとめ
・エネルギー管理士は今後ますます重宝される資格になる
・合格率も厳しいが受験料金も厳しい(涙)
・とにかく過去問題集を最低4回解こう
(私は今2週目、焦っています。正直全然理解できない問題もアリ)
今回は今年度挑戦する「エネルギー管理士(熱)」について投稿させていただきました。
次回は同じく「ビル管理士(建築物環境衛生管理技術者)」についての投稿を予定しています。
最後までお読みいただきありがとうございました。
では、また。
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