こんにちは、みのむしチャンネルです。
4月20日に放送された朝日テレビ【アメトーーク!】の「本屋で読書芸人」の番組中にで紹介のあったオススメ本を伝えします。
なお、本投稿は全て番組内の情報からの引用となります。
(司会者)蛍原 徹さん (ゲスト)ケンドーコバヤシさん (読書芸人)ビビる大木さん、Aマッソ加納さん、ヒコロヒーさん、ラランドニシダさん、カモシダせぶんさん のメンバーで番組収録されました。
番組内で紹介された「最近読んだお気に入り本」の概要は下記の通りです。
推薦者 | Aマッソ加納 | ← | ← | ← | ← | ← | ← | ラランド ニシダ | ← | ← | ← | ← | ← | ← | ← | ヒコロヒー | ← | ← | ← | ← | ← | ← | ← | ビビる大木 | ← | ← | ← | ← | ← | ← | カモシダせぶん | ← | ← | ← | ← | ← | ← | ← |
概要 | ||||||||||||||||||||||||||||||||||||||
書籍名 | 僕の心臓は右にある | 君のクイズ | おいしいごはんが食べられますように | 笑うな | 嫌いなら呼ぶなよ | アホウドリの迷信 | 文豪たちの悪口本 | 教育 | ケチる貴方 | 悪魔の涎・追い求める男 | とんこつQ&A | ミライの源氏物語 | あなたのための短歌集 | 人間の建設 | 建築知識 | 宇宙人と出会う前に読む本 | 掃除婦のための手引き書 | その昔、N市では | 権力の翻弄されないための48の法則 | 短歌ください | 家庭用安心抗夫 | 西部戦線異状なし | くもをさがす | 渋沢家三代 | 西郷隆盛の首を発見した男 | ディズニーランドが日本に来た!エンタメの夜明け | 砂まみれの名将 | 辺境の路地へ | わが夫 坂本龍馬 | 中濱万次郎 | 三体0(ゼロ) | 5A73 | ゼロからトースターを作ってみた結果 | 芥川龍之介全集5 | 菓の辞典 | 闇祓(やみはら) | 東大に名探偵はいない | ももたろう |
作者 | チャンス大城 | 小川 哲 | 高瀬 隼子 | 筒井康隆 | 綿矢りさ | 岸本佐知子・柴田元幸編訳 | 集英社文芸部 編 | 遠野 遥 | 石田夏穂 | コルタサル 木村榮一訳 | 今村夏子 | 山崎ナオコーラ | 木下龍也 | 小林秀雄・岡 潔 | エクスナレッジ(専門誌) | 高水裕一 | ルシア・ベルリン 岸本佐知子訳 | カシュニッツ 酒寄進一訳 | ロバート・グリーン ユースト・エルファーズ | 穂村 弘 | 小砂川チト | レマルク 秦豊吉訳 | 西 加奈子 | 佐野眞一 | 大野敏明 | 馬場康夫 | 加藤弘士 | 上原善広 | 一坂太郎 | 中濱 博 | 劉 慈欣 | 詠 坂雄二 | トーマス・トウェイツ 村井理子訳 | 芥川龍之介 | テキスト 長井史 枝 イラスト いのうえ彩 | 辻村深月 | 市川憂人ほか | ガタロー☆マン |
金額 | 1,540円 | 1,540円 | 1,540円 | 649円 | 1,540円 | 2,640円 | 1,320円 | 1,760円 | 1,650円 | 858円 | 1,650円 | 1,760円 | 1,870円 | 506円 | 3,680円 | 1,100円 | 990円 | 2,200円 | 1,760円 | 616円 | 1,540円 | 825円 | 1,540円 | 946円 | 1,045円 | 770円 | 1,650円 | 1,815円 | 1,210円 | 3,080円 | 2,200円 | 2,200円 | 935円 | 924円 | 1,650円 | 1,870円 | 1,815円 | 1,320円 |
詳細 | 詳細を見る | 詳細を見る | 詳細を見る | 詳細を見る | 詳細を見る | 詳細を見る | 詳細を見る | 詳細を見る | 詳細を見る | 詳細を見る | 詳細を見る | 詳細を見る | 詳細を見る | 詳細を見る | 詳細を見る | 詳細を見る | 詳細を見る | 詳細を見る | 詳細を見る | 詳細を見る | 詳細を見る | 詳細を見る | 詳細を見る | 詳細を見る | 詳細を見る | 詳細を見る | 詳細を見る | 詳細を見る | 詳細を見る | 詳細を見る | 詳細を見る | 詳細を見る | 詳細を見る | 詳細を見る | 詳細を見る | 詳細を見る | 詳細を見る | 詳細を見る |
Aマッソ加納さんのオススメ本
Aマッソ加納さん
・エッセイ小説を出版
・読書量は年20冊
・好きなジャンルは「小説」
僕の心臓は右にある
・最近芸人のエッセイブームが来ているが、群を抜いて面白かった(加納)
・幼少期の貧乏エピソードやNSC時代の話とかを書いているが、エピソードがエグ過ぎる。今では完全にアウトな強烈な話が詰まっている。そんな中でも若干いい話もある。定時制高校に通っている時に昼に同じ席を使っている女の子と机の上で文通したり、くわばたりえさんとお付き合いされていた時の話もあります(加納)
君のクイズ
・クイズ番組の1対1の決勝戦から物語がスタートし出題者が一文字も言わないまま回答者が正解して優勝したところから話が始まる。で、なぜ答えられたのか?というところを紐解いていくミステリー(加納)
・僕も読みましたが今っぽいミステリーで面白かった(大木)
おいしいごはんが食べられますように
・第167回芥川賞受賞した名作
笑うな
筒井康隆さんと言えばIQ180を持つ天才SF作家。筒井さんも紹介者であるAマッソ加納さんも関西の名門同志社大学を卒業されています。
嫌いなら呼ぶなよ
・夫婦で友人宅のホームパーティに呼ばれることになったが、その目的というのが夫の方の浮気がばれて友達全員で糾弾しようとものだった。だがその夫は全く反省していなくてずっと心の中で言い訳をしている、その心の模様がこの1冊になっている。だから場面はそのシーンだけなんです(加納)
アホウドリの迷信
文豪たちの悪口本
・文豪たちの悪口エピソードを切り取ってまとめた本。例えば太宰治が「お前はきっと、先が長くないにちがいない」と北斗の拳みたいなことを言ったりしている。これは肖像画を書いていた太宰治が下手だったらしく、「下手だな」と言われた相手に言った言葉らしい(加納)
ラランド ニシダさんのオススメ本
ラランド ニシダさん
・自らも小説を執筆(お笑い芸人界で初めてネタ書かずに小説を書いた)
電子書籍である月刊誌「小説 野生時代」に4作品掲載
講談社の「小説現代」でも書いている
・読書量は年100冊
・好きなジャンルは「純文学」
教育
・超能力を育成する学校が舞台の長編小説。どういう学校なのか?詳細はわかっていないし何のためにやっているのかもわかっていないが、1日に3回オーガズムに達することを学校が勧める。それが超能力を高めるために必要(ニシダ)
ケチる貴方
悪魔の涎・追い求める男
とんこつQ&A
・主人公が「とんこつ」という中華料理屋で働き始めるが、あんまり接客が上手く出来ないのでメモをいっぱい書くことにする。たとえばお客さんが来たら「いらっしゃいませ」と言う、おススメを聞かれたら「餃子です」と言うというメモを1冊の本にまとめたのがこの本。主人公がまとめた手作りマニュアルの名前が小説のタイトルになっている(ニシダ)
・作者は2019年の芥川受賞作家さん(ヒコロヒー)
ミライの源氏物語
あなたのための短歌集
人間の建設
建築知識
・ツイッターでも結構バズっていた(ニシダ)
・この雑誌めちゃめちゃ売れています。売り切れて重版するぐらい人気の雑誌です(カモシダせぶん)
・店舗の見取り図などが1冊にまとめられていて、小説を書くとか演劇を書くとかそういう人たちが舞台設定を知るための参考資料として良いらしいということでバズった(ニシダ)
ヒコロヒーさんオススメの本
ヒコロヒーさん
・読書量は年間40~50冊
・好きなジャンル「小説」「学術書」「ルポルタージュ」
宇宙人と出会う前に読む本
・宇宙にあるカフェで宇宙人と出会う設定。その時に例えばアメリカ人に日本人である自分が初めて会った時に、日本の事を質問されて答えるのと一緒で、宇宙人から地球の事を質問された時に説明できない事があると思う。宇宙人からの質問を通じて科学を学ぶコンセプトが、会話形式で小説チックに書かれていて面白い(ヒコロヒー)
掃除婦のための手引き書
その昔、N市では
・ドイツの話なんですが、一説ではN市はニュルンベルク市ではないかと言われている(ヒコロヒー)
権力の翻弄されないための48の法則
・刑務所ではこれを禁書にしている所もあるそうです(ヒコロヒー)
・(解説)歴史上の偉人の言葉から処世術を学ぶ
短歌ください
・短歌の番組をやる時に短歌が全く分からなくって、この本が読みやすくて分かりやすかった(ヒコロヒー)
家庭用安心抗夫
・第167回芥川賞の受賞候補作になった作品で、結構面白かった(ヒコロヒー)
西部戦線異状なし
・昨年、リメイク版映画が公開されている。映画がメチャ面白くて、なんやこれ!と思って良かったなぁ(ヒコロヒー)
くもをさがす
・乳がんになった著者のカナダでの闘病生活を描いたノンフィクション作品。カナダだの病院に入院した時に現地の看護婦さんに「がんだからと言って生きる喜びまで奪われることは無いんだ。病気になったからと言ってあなたが奪われていいものなんて何一つないんだから頑張りなさい」と言われたり、周りにいたカナダ人の人たちが全員イケている。最後の章に「あなたへ」と著者が読者に向けて語りかけている章が、本当にもう抜群です!(ヒコロヒー)
・この本の帯を書かせていただきました(ヒコロヒー)
ビビる大木さんのオススメ本
ビビる大木さん
・読書量は年間40~50冊(量より好きなジャンルを深く読むタイプ)
・好きなジャンル「ノンフィクション」「歴史」「サスペンス」
渋沢家三代
・来年1万円札になる渋沢栄一さんの3代に渡る家の話(大木)
西郷隆盛の首を発見した男
ディズニーランドが日本に来た!エンタメの夜明け
・著者はホイチョイ・プロダクション監督の馬場康夫さん。日本にディズニーランドを誘致した時の三井グループと三菱グループの誘致合戦の話。三井グループは浦安を、三菱グループは富士山の麓を誘致しようとプレゼンを行う。浦安に誘致するためには埋め立てをしなければならないため、そこで働いている漁師さん1,800人と飲みに行って口説く「この土地をどうにか預けてくれ!」と言うところから行くんですよ(大木)
砂まみれの名将
・阪神と楽天の監督を務めた間のアマチュアであるシダックスの監督をした時の話。シダックスの3年間をノムさんは「あの頃が一番楽しかった」って言うんですよ。その時のノンフィクションなんです(大木)
辺境の路地へ
・著者が全国各地を旅した体験ルポなんだけど、ほんとうに事件が何も起こらない。温泉芸者を宴席の後に誘い出した話とかだけどそこで帰りのタクシー代をケチった自分の話とか、、。結局楽しかった思い出とかではない。「なんだろ~なぁ」という不思議な読後感が残る。ただズーッと余韻が残るんです(大木)
わが夫坂本龍馬
・坂本龍馬が暗殺された後に、奥さんである「おりょうさん」に明治期に入ってからいろんな人がインタビューしている。その回顧録を現代でも読みやすく再編集している。
中濱万次郎
・中濱万次郎とはジョン万次郎の事です。著者はジョン万次郎の直系4代目の子孫。ご子孫本人が自分の先祖の事を調べて書いています(大木)
カモシダせぶんさんのオススメ本
カモシダせぶんさん
・現役の書店員
・読書量は年間100冊(以前は3,000冊の本が自宅にあったが数年前に火事で焼失。その体験をTwitterでつぶやいたところ中国の作家“劉 慈欣さん”の耳に入り、「三体」のサイン本を送ってもらう事が出来た)
・好きなジャンル「ミステリー」「純文学」
三体ゼロ
・「三体」三部作の前の話になります。三部作とは薄くしか繋がっていなくてこの作品だけで完結するので、「三体」を読む前の入門編としてお勧めです(カモシダせぶん)
5A73
・ミステリー小説。一番肝になっているのは「暃」という文字。実際にある漢字ではあるが、読み仮名が存在しない「幽霊文字」と呼ばれる漢字。「幽霊文字」とはJISで定められた漢字の中で、意味や読みが不明な文字の意。「暃」が身体に残された複数の不審死体の謎を追うミステリーとなっている(カモシダせぶん)
・この本を書いた詠坂雄二さんが昔から大好きなんだけど、面白いのにヒットに恵まれていない作家さん。他の作品も面白いので是非読んでみてください(カモシダせぶん)
ゼロからトースターを作ってみた結果
・ノンフィクション本
・ゼロからと言うのは、鉄を山に登って鉄を取りに行ったり原油からプラスティックを作ろうとした男の話(カモシダせぶん)
芥川龍之介全集5
菓の辞典
・洋菓子の歴史や逸話が満載です(カモシダせぶん)
闇祓(やみはら)
・辻村先生は直木賞作家でもある(カモシダせぶん)
東大に名探偵はいない
・全員東京大学出身のミステリー作家で書かれている(カモシダせぶん)
ももたろう
・ジャンプで連載された「珍游記」などで知られる漫画家の漫☆画太郎の別ペンネーム(カモシダせぶん)
・MOE絵本屋さん大賞の新人賞を受賞した(カモシダせぶん)
・全く画風、作風を変えずに絵本が描かれている(ケンドーコバヤシ)
気になる書籍があったら是非チェックしてみてください。
最後までお読みいただきありがとうございました。では、また。
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